40周年式典をアップしてからかなりの時間がたってしまいましたが工場内を見学させていただいた内容もご紹介させていただきます。

牛や羊たちがいる牧場地帯を車を走らせていると突然道端に見えるLINNの看板。
こちらがLINN会社内への入り口です。

そして見えてくるのが、こちらの建物です。
こちらの建物はイギリスの建築家リチャード・ロジャース&パートナーズの設計
ファクトリーとは思えないほどおしゃれな建物です。

入ってすぐに出迎えてくれるのがKLIMAX DSシステムです。
シンプルではありますが、出ている音はさすが最上位機種の貫禄です。

飾ってあるポスターも建物同様におしゃれです。

では早速ファクトリーツアーと行きたい所ですが、ファクトリーに入る前に着させられたのがこちら。

静電気対策用の上着と靴には放電用のシールを貼りました。

いざファクトリー内へ

最初に見せていただいたのがLP12のシャーシをプレスする工程です。

1枚の板から16枚のシャーシをカットします。

ご存知の方が見るとお分かりいただけると思いますが、こちらは新しくなった

シャーシになります。アームボードの部分まで一体化されております。

機器の中の部品ひとつひとつ手作業で行っております。

 

一定の温度で管理しつつ時間をかけて1つ1つの製品をこちらで焼付け塗料を行います。

 

製品の名前や端子の名前の塗装などの細かい部分はこちらの方が手作業で行います。

かなり根気の要る作業です。

続いて組み立ての現場に移動

基盤にパーツをハンダ付けを行っておりました。

まずはハンダ専用機によるハンダ付け作業を行い、細かいところはひとつ一つ手作業。

このハンダ付けの機器がすごい!!

様々な工場に行かせていただきましたが、こんな機械は初めて見ました(驚)

 

今回の訪問で一番の驚きはこの機械かもしれません。

基盤を作成する機会です。

1分間にいったいどの位の部品をつけているのだろうと思うほど高速で動いてき、基盤が出来ていく!!

基盤から製作できるオーディオメーカーはLINN以外であるのか??

組み立て後にあるのが、こちらの機械を使用して、最終チェックをいたします。

コンピューターと機械が連動しており、入力や出力に不備がないかこちらで

テストします。

テストに合格すると製品として認められ、不合格だと再度どこに問題があるのか

チェックしていきます。

こちらがLINNファクトリーの組み立て&梱包する場所の全貌です。

こちらがLINNの出荷を管理している場所です。

 

ここから我々の元へ製品が発送されております。

右側の黄色い部分が倉庫になっているのですが、なんとこちらの倉庫が

巨大で3~4階建てのビルが丸ごと一つ入ってしまうほどの大きさです。

全ての在庫をコンピューターにより管理されており、ものの数分で

出てくる仕組みになっております。

 

上記の写真のお部屋もファクトリー内にあるショールーム&プレゼン、リンラウンジの為の建物です。

実際に自宅に導入した場合どうなるかなどとてもをイメージしやすいです。

お部屋はリビングルーム、ベッドルーム、スタディールーム、バスルームがあり、このほかにも

試聴室が2つあります。

(以前ご紹介したEXAKT DS SYSTEMを比較試聴した部屋)

番外編ですが、やはりLINNでも館内放送はLINNのスピーカーでした。(笑